沖縄戦跡巡りの旅　

　あの二十余万の人命を奪った沖縄戦から７７年。沖縄本島南部には、未だ無数の弾痕の塀や艦砲穴が残存し、山野には遺骨や不発弾が放置されている。これらは生産性を伴わず人々に不安と負担を強いる「負の遺産」に他ならない。このブログは、ありのままの「負の遺産」の写真を公表する事によって、戦争の記憶の風化を防ぎ、明日の平和に結びつけようと言う試みである。（写真・文章の無断転用禁止）

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2010年08月28日

沖縄戦跡巡りの旅441

　遺骨収集の跡

　戦後64年。壕は堆積によって数十センチ～１ｍは埋もれている。遺骨収集の為当時の地面まで掘った跡が壕の中に残っていた。背後には通路を閉鎖するほど盛られた土。これだけ掘らないと遺骨は見つからないのだと思われる。手前に捨ててあった蝋燭と線香の容器が、遺骨の出土を伝えていた。ゴミを残してけしからん！と思う反面、そのゴミから現場の状況を把握した次第であった。

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Posted by すぎやんま at 03:23│Comments(0) │沖縄戦跡巡りの旅

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