2010年08月12日
沖縄戦跡巡りの旅403
地の怒りか地の叫びか?
地下水に含まれる鉄分が真っ赤に酸化して壁面を汚している。太古のプランクトンの死骸か?沖縄戦という「死の挽臼」で搾り取られた犠牲者の血液か知らないけど非常にゾクゾクとさせられるものがある。
さて、私が撮影した写真なのだけどいろんな理由で、原版のコピーを分けて欲しいとか、焼増しをしてくれ!という依頼が来る。中には「平和の為に使うんだから提供して当然だろう!」という態度の人まで。
正直、そんなに軽々しく扱って欲しくない。撮影は命がけ、仕事や生活を削って撮影に行っているし、遺骨の写真だって死者の尊厳を守るべきか?未来の平和の為に記録を残すべきか?と激しいジレンマと葛藤の中で撮影しているのだ。
だから、やっぱり付き合いや面識の無い人に写真のコピーは渡したくない。どうしてもというのだったら、撮影でガマの奥まで一緒に来てもらう。上手く言えないけど、戦没者達の終焉の地でその怨念や無念に向き合えない人にはやはりコピーを渡したくないのだ。
別に、対価を要求している訳ではない。最初から営利目的で撮っている訳じゃないし.....。
Posted by すぎやんま at 01:12│Comments(0)
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