2009年11月24日
沖縄戦跡巡りの旅379
火炎放射で焼け爛れた陣地壕 EOS5D2 EF24-105mmF4LIS
強烈な火炎放射で、壁面は見事のなまでにレンガ化している。沖縄戦末期山3476部隊の連隊本部が置かれていた壕。壕のもう一つの出口は落盤している。二つのカーブがある奥行き100m以上ある壕だが、入り口付近は酸素が十分にあったためか赤くなり(酸化ニ鉄)奥に進むにつれて黒く炭化してゆく。地面は炭化した何かが分厚く堆積しており、水筒や飯盒が溶けてアルミ片となり、地面や岩にへばりついていた。與座岳の陥落により、戦力の尽きた敗残兵達は壕に追い詰められ投降を拒み焼き殺されていったのであった。壕の奥は、ところどころ、遺骨収集の為に地面が均してあり、何回も何回も繰り返し遺骨収集が成された痕跡があった。とりわけ、岩には戦死した肉親の魂に故郷の北海道に帰っておいで!というラミネートされたメッセージが吊るしてあり、目頭が熱くなった。おそらく、壕の一番奥に兵士の大半は逃れたのだろう。遺骨収集の痕跡が集中していた。欠乏する酸素。急激に1000度近い高温になって服も体も自然発火し装備した水筒や飯盒は溶けて流れ出す。この壕の生還者はいないと推測させられる。その最後は壮絶極まりな買ったと思う。
Posted by すぎやんま at 18:22│Comments(0)
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