2009年01月14日
沖縄戦跡巡りの旅207
ある意味、始まりの場所。EOS5D EF24-105mmF4LIS
2002年の社員旅行で、会社の人たちと物見遊山は嫌だ!と抜け出して辿りついた場所。霊気のような重い空気が漂っていて体がだるくなった。ふと、ここで撮影している時に瞼に不思議な映像が浮かび上がった。岩の上を上半身裸で赤黒く日焼けした白人のアメリカ兵がヘルメットを被りガムを噛みながら崖の下に手榴弾を投げ、逃げ回る人々を狙撃しているのだ。狙撃されている人たちは全身、服の柄も見えないほど濡れた泥を被り眼だけが白くギョロギョロして凄く怖かった。その後我に還って撮影を再開したが、その晩から悪い夢に魘された。岩の隙間に入って枯葉を掻き分けて遺骨や遺品を掘り出して写真に写す夢なのだ。来る日も来る日も同じ夢を見た。その1ヶ月後、大怪我をして入院。その後遺症で3年後仕事を止めた。それから数年後、ひょんな切欠で沖縄に行き、そのまま魘された夢が正夢になってしまった。
Posted by すぎやんま at 01:38│Comments(0)
│沖縄戦跡巡りの旅
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