2008年10月10日

沖縄戦跡巡りの旅131

沖縄戦跡巡りの旅131


 陣地壕の外へ EOS40D EFS10-22mmF3.5-4.5

 砲撃が止み、敵歩兵は、山の反対側斜面を登り始めた。そのタイミングを見計らってこの通路をありったけの手榴弾を持った日本兵達が駆け上がっていった。日本兵達はこの壕の十数メートル直上の尾根に張り付き、反対斜面を登ってくるアメリカ兵めがけて手榴弾を投げつけ、機関銃で掃射する。アメリカ軍も自動小銃で激しく応戦し、いつしか尾根の奪い合いとなり手榴弾が飛び交った。彼我の距離僅か十数メートル。あまりにも近接している為、砲兵による援護射撃も出来なくなった。手榴弾はやがて底を突き、こぶし大の石を叩きつける。足元は夥しい兵士の死骸で一杯になり血が流れている。激闘数時間。しまいには「ニップコウフクシロ!」「やんきーごっほーむ!」と怒号が飛び交い発狂状態の口合戦になってしまった。

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Posted by すぎやんま at 00:00│Comments(6)沖縄戦跡巡りの旅
この記事へのコメント
こんにちは。
洞窟(ガマ)の入り口付近の逆光の写真は、造形的で意味性を高くすごい写真だと思います。
それにしてもすごいストックですね。
これだけで写真家なりジャーナリストとしてテーマをもたれているのはすごいですよ。
Posted by とよチャンネルとよチャンネル at 2008年10月11日 15:59
 恐れ入ります。ガマを外から写した写真は数あれど、外から写したんじゃ、ガマの中で亡くなった方々の気持ちや苦しみは残せないと思ったので敢えて中から写すように心がけています。

 只、虫とか居て怖いのでなかなか泥まみれになって撮る覚悟が出来ず、カメラや照明の配置など考慮する余裕もなく闇雲に撮っているので中途半端な作品になってしまうのが泣き所です。

 ストックは、合計32GBのメディアをを持ってデジカメで写しているので「下手な鉄砲数撃てば....(アメリカ軍の弾幕のような...)撮り方だからだと思います。

 写せども写せども我が写真見るに耐えずじっと手を見る...wではありませんが、今の時点では殆ど満足の行く写真が無いので今月と来月また沖縄戦終焉の地巡りをする予定で居ます。
Posted by すぎやんま at 2008年10月12日 10:39
失礼で無神経な助言でしたね。
たぶんブログをきちんと見ていなかったようです。
洞窟(ガマ)の中から撮ったものが迫力があります。
撮影者の熱意をきちんと読めるよう私も精進したいと思います。
Posted by とよチャンネルとよチャンネル at 2008年10月12日 12:17
 >失礼で無神経な助言でしたね

 とんでもありません。かなりテーゲーに撮っていますので気になさらないでください。撮影の意図もかなりテーゲーなので。
Posted by すぎやんま at 2008年10月12日 12:21
ところでせっかくいい写真と文章を書かれるのですからジャーナリスト・ネットに投稿してみませんか。
お金はかかりません。
たくさんの読者に読まれてみるのも良い刺激になります。
下記にHP先を記します。
よろしければ。

http://journalist-net.com/
Posted by とよチャンネルとよチャンネル at 2008年10月12日 19:53
 とよチャンネルさん

 情報ありがとうございます。じっくり読んで検討してみます。
Posted by すぎやんますぎやんま at 2008年10月13日 00:29
 
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