沖縄戦跡巡りの旅183

すぎやんま

2008年12月05日 00:00





 公園脇の陣地壕 EOS5D EF24-105mmF4LIS

 見晴らしの良い高台の公園は、かつての激戦地だ。戦術的に重要な高地だから兵隊を配置しなければならないのだが、激しい砲爆撃に晒されるから常に兵力を配置して置く事は出来なかった。

 そこで、日本軍は米軍の進行方向とは反対側の斜面の中腹に横穴を掘って兵力や重火器を地中に温存させた。そして米軍歩兵が高地の斜面を登ってきたタイミングを見計らって、兵力を高地上に展開し、敵兵に手榴弾や銃弾を浴びせたのである。

 写真の壕はその為のもので、高地の中腹から頂上まで続くトンネルとなっており、兵士達は砲爆撃に晒される事無く高地上にの駆け上る事が出来たのだ。(中は急勾配)

 高地上には無数のこのようなトンネルの出口があり、たとえ米軍が高地上を占領しても、武装した日本軍相手に死のモグラ叩きゲームを展開しなければならなかったようである。

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