石ハネ現象(広島戦跡めぐりの旅005)

すぎやんま

2010年03月21日 00:01




 爆心地から北東へ約250m護国神社境内にあった獅子像の台座は、原爆の熱線をまともに受けた上面が風化したように削れてなくなっていた。数千度の熱で、御影石の石英(黒い斑点)が激しく膨張し白い部分を砕いた。エッジがギザギザになっているのはその為なのだという。爆心直下では人間の皮膚だけでなく御影石の表面さえもケロイド!?で剥離していた事になる。